matplotlibの使い方(1)
matplotlibの使い方(1)
今日は簡単なmatplotlibの使い方の紹介をします. 次回は,djangoでpdf出力の仕方を紹介したいと思います.
matplotlib
のインストール方法はpip
使ったら簡単にできると思うので,
紹介しません.
インストールしたら
import matplotlib.pyplot as plt
でインポートしましょう.plt
とするのが慣例だそうです.
使い方はとっても簡単で⬇の通りに書けば,グラフが作成できます.
import matplotlib.pyplot as plt x = [1,2,3,4] y = [4,5,6,7] fig, axes = plt.subplots(figsize=(7,4)) axes.plot(x, y, 'r') axes.set_xlabel('x') #x軸のラベルを設定します axes.set_ylabel('y') #y軸のラベルを設定します axes.set_title('title') #titleを設定します fig.savefig("filename.png") #これで画像を保存. オプション引数でdpiも指定できますよ!
このコードの説明:
plt.subplots()
メソッドはFigure
,AxesSubplot
オブジェクトをタプルで返すので,
まずFigure
,AxesSubplot
オブジェクトを生成します.
それをfig
とaxes
に入れます.また,figsize
で図のサイズを決めます.(7,4
はインチです)
次にaxes.plot(x,y,'r')
でx,y
軸にプロットするデータを代入します.
r
(red)はプロットする色を決定します.さらに他にも沢山の引数がありますが,
それは次回説明します.
これだけでは,描画されないので,描画するために
fig.show()
Figure
オブジェクトのshow()
メソッドくんを呼んであげます.そうすると描画されます.
下記のように,フォトサイズの指定,凡例の設定,凡例の位置も設定出来ます.
fig, ax = plt.subplots() ax.plot(x, x**2, label=r"$y = \alpha^2$") #labelでxの凡例を設定 ax.plot(x, x**3, label=r"$y = \alpha^3$") ax.set_xlabel(r'$\alpha$', fontsize=18) ax.set_ylabel(r'$y$', fontsize=18) ax.set_title('title') ax.legend('center'); #凡例の位置を真ん中に指定
次回は,django
でpdfを出力する方法(日本語対応+複数ページ作成)を紹介したいと思います.