HOKKAIDO アイデアソン&ハッカソン2014セミナーに参加してみて
1/17(金)にHOKKAIDO アイデアソン&ハッカソン2014セミナーというイベントに参加してきました.今日は参加して印象に残った事を紹介していきたいと思います.
お礼
今回,このイベントに参加するにあたり,株式会社 えにしテック (Enishi Tech Inc.)様から交通費をご支援して頂きました.えにしテック様では,システム開発,開発を共同で行ったり,技術指導も受けられる開発支援,技術やノウハウを教えて頂ける教育,など様々なサービスを提供されています.詳しくはこちらを ご覧下さい.えにしテック様,島田さんご支援して頂き誠にありがとうございました!一緒に参加した方もブログを挙げています.こちらをご覧下さい.
イベントの概要
今回のイベントは1/17,1/18,2/1と3回に及ぶイベントだったのですが,2/1は私が主催するTDDBCのイベントのため 初日のセミナーのみの参加となってしまいました.本当はハッカソンにも出たかったです.orz
プレゼンを聴いて
最初のプレゼンは,ボケて
を開発した和田祐介さんでした.
和田さんが学校で習った料理・図工工作を例に,
つくる楽しみは誰もが分かる
と仰っていた事が印象的でした.その通りですよね.誰もが,なにかしらの物を作る楽しみを知っていると思います. プラモデル,料理などと同じようにプログラミングも物作りの楽しさを味わえます. もっと多くの人にプログラミングに親しんでもらいたと思っています.
他には,
まずは手を動かすしかない! つくり始める事で知らない事が分かったりするし! 結局はつくることと作り方の行き来なんだよね!
と仰っていまいした.私も何かを作る事で学べた事はとても大きかったので, もっといろんな物を作って,学んでいきたいと思います.
中村 涼さんのプレゼン
中村さんのプレゼンで印象に残ったのは最良のプロトタイプは実装しないこと
と問題は自分の理想と現実とのギャップ
でした.
中村さんはプロダクト開発に リーンスタートアップの方法を用いているそうです.私もstartupweekendに参加するに当たりリーンスタートアップの勉強をしていたのですごく共感できました.自分が作った物が誰にも使われない,無駄な実装をするなどを避けるために,MVPを作りニーズがあるかを検証し物を作るというのはとても大切だと思います.実装しない状態から検証を行えれば実装前には多くの学びが得られ,より良い製品が出来ると思います.私も次に作る物はリーンに開発を進めていきたいと思います.
しかし,そもそも何を作るか明確でなければ物は作れませんよね. そんな中で中村さんはアイディアを得るヒントを与えてくれました.それは
問題は自分の理想と現実とのギャップ
というものでした. 何か作るというのは,ある問題を解決するというです, その問題は自分の理想と現実とのギャップですよね.アイディアについて考え過ぎていた自分に もっと単純に自分の理想を追えばいいと言われた気になり,セミナー後にアイディアを沢山考えてました. 二月中旬から開発を進めたいと思っています.私はアイディアを練るのに困っていたので中村さんのプレゼンは大変助かりました.
設樂 洋爾さんのプレゼン
最後は設樂さんのプレゼンでした.設樂さんのプレゼンで印象的だったのは,
この技術,あれに使えるのでは
でした.この技術 = Solution
で,あれ = Motivation
です.技術というのは何かを解決するための物です.
あれとは潜在的にある解決したい物事のことです.
私も技術を知る事で,あれに使えると思う事が良くあります.
より色々な技術を知る事で潜在的に隠れている事を見つけていきたいと思いました.
そのためにも多くの開発をしていく必要があると思います.
まとめ
今回のセミナーに参加して, 問題(アイディア)は現実と理想のギャップを考える事で生み出すことができ,作り始める事でより多くの技術を知り,潜在的に隠れている新たなアイディアを生み出せるんだなと思いました.開発する事でこのような良い連鎖が生まれていくと実感できた一日でした.
今回のセミナーに参加し,ものづくりのヒントを頂くことができました.今回,交通費支援をして頂いたえにしテック様にもう再度感謝の意を述べたいと思います.島田さん,えにしテックの皆様,今回イベントを開催して下さった皆様ありがとうございました.